エレコム、最大240W(48V/5A)の供給が可能なUSB Power Delivery EPR対応ケーブルを2022年春に発売。

USB-C
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 エレコムが最大240W(48V/5A)の供給が可能なUSB Power Delivery EPR対応ケーブルを2022年春に発売すると発表しています。詳細は以下から。

USB Power Delivery EPR対応

 エレコム株式会社は日本時間2022年03月02日、USB-IFが昨年05月に策定したUSB Power Delivery Revision 3.1仕様の、新しい電力供給規格となるUSB Power Delivery EPR (Extended Power Range)対応のUSB-Cケーブルを今年の春に発売すると発表しています。

当製品は、USB Implementers Forumより発表された新規格である「USB Power Delivery EPR」において、最大240W(48V/5A)に対応しているケーブルです。USB Type-C™で供給できる電力が現行の100Wから240Wまで大幅に増加します。

国内初認証(※)高速充電の規格「USB Power Delivery EPR」対応ケーブルを新発売(※当社調べ)– ELECOM

 エレコムによるとUSB-C PD EPR対応のケーブルは国内初認証とのことで、USB PD 3.0では最大100W(20V/5A)でしたが、USB PD 3.1 EPRでは140W(28V/5A)、180W(36V/5A)そして最大の240W(48V/5A)に拡張されており、

USB Power Delivery規格の3.1リビジョンは、最大48 V、240 Wの電力を供給

このケーブルを利用すれば、これまで給電できなかったデスクトップパソコンやプリンター、電動自転車の充電なども、USBケーブル一本で対応できるようになると期待されており、Appleが2021年10月に発売したMacBook Pro (16インチ 2021)に付属する140W USB-C電源アダプタもこの仕様に対応*し、

Apple 61, 67, 96, 140W USB-C電源アダプタ

MacBook Pro (14/16インチ, 2021)の高速充電にはUSB-C – MagSafe 3ケーブルが必要

ケーブルロゴ(PDF)からも分かる通り、このケーブルは最大240W PDだけでなく、USB4の最大40Gbpsのデータ転送速度にも対応しているそうで、その他の仕様や価格などは後日改めて発表されるそうです。

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