macOS 10.15 Catalinaのシステム要件はMac Proのみ2013以降に変更され、その他のMacはmacOS 10.14 Mojaveと同じ2012年製以降が対応。

　macOS 10.15 Catalinaのシステム要件はmacOS 10.14 Mojaveと同じ2012年製以降のMacで、例外としてMac Proが2013からのサポートとなったようです。詳細は以下から。

　Appleは現地時間2019年06月03日から米カリフォルニア州サンノゼのマッケナリー・コンベンションセンターで開催している「WWDC 2019」の基調講演にて、iTunesをMusicやPodcasts、TVアプリに分け、iPadをApple Pencil対応のセカンドディスプレイとして利用できるSidecar機能を搭載した「macOS 10.15 Catalina」を発表しましたが、同時にCatalina PreviewサイトにてmacOS 10.15 CatalinaへアップグレードできるMacを発表しています。

Catalinaのシステム要件

　AppleはWWDC 2018で発表したmacOS 10.14 Mojaveでシステム要件を更新し、MacBook Pro Late 2010やiMac Late 2009などMetal APIをサポートしていない一部のMacが非サポートとなったため、macOS 10.15 CatalinaはmacOS 10.14 Mojaveのシステム要件とほぼ同じMetal APIをサポートした2012年製以降のMacで動作するそうですが、

macOS Catalina will be available this fall as a free software update for Macs introduced in mid-2012 or later. For more information, visit apple.com/macos/catalina-preview. Features are subject to change. Some features may not be available in all regions or languages.

Apple previews macOS Catalina – Apple

唯一、GPUをMetal対応のグラフィックスカードに換装すればアップグレード可能とされてきたMac Pro (Mid 2010/2012)がシステム要件から消え、シリンダー型のMac Pro (2013)以降でサポートに変更されています。

　macOS 10.15 Catalinaは現在Beta段階のためMac Pro (Mid 2010/2012)でもリリース版のCatalinaが動作するようになるかもしれませんが、PCIe拡張スロットが搭載された「Mac Pro」も発表されたのでシステムを移行するタイミングなのかもしれません。

• macOS Catalina – Apple