アプリに設定されているショートカットキーをリストアップし、使わなかった場合に通知してくれるMac用ショートカットキー学習アプリ「EVE」が無料化しています。詳細は以下から。
EVEはドイツのTobias Sommerさんが2012年に「Hotkey EVE」という名前で公開したMac用ショートカットキー学習アプリで、ショートカットキーが設定されているにもかかわらず、マウスなどでその操作を行うと、設定されているショートカットキーを通知してくれる機能があります。
Hey Shortcut lover. Just wanna say, that eve is now for free. Download: https://t.co/VNwydO6a9n
— Hotkey EVE (@HotkeyEVE) 2016年8月27日
Learn Your Mac Shortcuts
EVE helps you to learn shortcuts, in order to increase your productivity with MAC OS X. Every time you execute an action using the mouse, EVE will teach you the matching shortcut.Get Started – Hotkey EVE – Learn Your Mac Shortcuts
EVE(HotkeyEVE)は以前ライセンス制で1ライセンス2.99ドルで販売されていましたが、28日から無料化されたそうなので、早速使ってみました。
使い方
EVEはMacのアクセシビリティ機能を利用するため、まず起動するとアクセシビリティの許可を求められるので、システム環境設定アプリからセキュリティとプライバシー → プライバシータブ → アクセシビリティへ移動しEVEを許可します。
次に、その操作にショートカットキーが割当てられているにも関わらず、Finderなどのアプリを操作していると「新規FinderウインドウにはCommand+Nが割当てられています」といった通知を表示してくれます。
常に通知が出てくるのは煩わしいですが、EVEにはユーザーが覚えショートカットキーの通知を無効にする機能も備わっており、Macの通知をクリックするか、メニューバーアイコン→[Shortcut Browser]のショートカットキーリストから覚えたショートカットキーを[Disable]にすれば通知が止まります。
EVEは英単語カードのように繰り返しショートカットキーを覚えるだけでなく、割当てられているショートカットキーを使わなかった回数をカウントしてくれる機能や、
CheetSheetの様にアプリに割当てられているショートカットキー一覧を表示してくれる機能もあるので、出来るだけマウスを使わずキーボードでアプリを操作してみたい方は試してみてください。
コメント
「常に通知が出てくるのは煩わしいですが」で草