macOS 12 MontereyのApple用語辞書にはApple M1チップやA13/14 Bionic、U1チップ、Rosetta 2など複数のApple用語が追加されています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年10月25日、新しいFaceTimeや集中モードなどを実装した「macOS 12 Monterey」をMac向けにリリースしましたが、このMontereyでは辞書アプリやSpotlightを通して利用できるApple用語辞典がアップデートされています。
macOS 12 MontereyのApple用語辞典では2019年後半から2021年前半にかけて発売されたAppleの新しい製品やiOSの新機能、サービスが追加(diff)されている一方、Music MemosやiMac Proなどの廃止が追加されているので、興味のある方は以下のディレクトリをチェックしてみてください。
/System/Library/AssetsV2/com_apple_MobileAsset_DictionaryServices_dictionaryOSX/
macOS 12 Montereyで追加されたApple用語の一部
- Monterey : macOS 12の名前です。
- Rosetta 2 : Appleシリコンを搭載したMacコンピュータでIntelプロセッサを搭載したMacコンピュータ用に開発されたアプリケーションを開けるようにするソフトウェアです。
- A13 Bionic : iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、およびiPhone SE(第2世代)に搭載された、64ビットのシステムオンチップ(SoC)です。
- A14 Bionic : iPhone 12 mini、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、およびiPad Air(第4世代)に搭載された、64ビットのシステムオンチップ(SoC)です。
- Apple ProRaw : 標準的なRAWフォーマットの情報をiPhoneの画像処理と併せて使う画像フォーマットです。写真の露出、カラー、ホワイトバランスをより柔軟に調整することができます。
- Deep Fusion : iPhoneの一部のモデルに搭載されている画像処理テクノロジーです。高度な機械学習を用いて写真をピクセル単位で処理し、写真のあらゆる部分の質感、細部、ノイズを最適化します。
- センターフレーム : FaceTimeビデオ通話中に、機械学習能力を使って前面の超広角カメラを調整し、話者やほかのユーザを常にフレーム内に収めてくれるiPadの機能です。
- 広帯域無線チップ (U1 チップ) : 一部のiPhoneモデルに搭載された空間認識のための超広帯域無線チップです。
- Apple M1チップ : MacコンピュータとiPadデバイスの一部のモデルに搭載されたシステムオンチップ(SoC)テクノロジーです。パワフルなテクノロジーとユニファイドメモリアーキテクチャが組み合わさることで、パフォーマンスと効率が向上しました。
- Neural Engine : 像分析、音声認識、画像処理などの機械学習のタスクを加速する、Appleシリコンの処理要素です。
- 集中モード : 仕事や就寝準備など、あなたが今していることに基づいて、すべてのデバイスで通知を絞り込むAppleの機能です。
- クイックメモ (Quick Note) : iPadやMacで見ているコンテンツの上でメモを取ることができるAppleの機能です。例えば、Safariでブラウズしているときに、“クイックメモ”を使って考えを書きとめてリンクを追加することができます。
- SharePlay : FaceTime通話中に、音楽を聴く、TV番組や映画を見る、画面を共有するといった体験を共有できるFaceTimeアプリケーションの機能です。
- ショートカット : 1つ以上のタスクを実行できるようにするAppleのAppです。よく使うAppを組み合わせた自分用のショートカットを作成できます。
- ユニバーサルコントロール : 1台のキーボード、マウス、またはトラックパッドをMacとiPadで使用できるmacOS機能です。MacとiPad、2台のMacコンピュータ、または3台までのデバイスを接続して、その間をシームレスに移動することができます。
- Object Capture : Appで使用できるRealityKitのAPIです。現実の物体をさまざまな角度から撮影した写真から3Dモデルを作成します。
コメント
言語設定が日本語だと、辞書アプリのアイコンの文字が「Aa」じゃなくて「あ」になってて超絶ダサい…