前から気になていたUASP(UAS Attached SCSI Protocol)HDDケース、Thunderbolt ケース Seagate GoFlexとその他を購入&お借り出来たのでベンチマークをとってみました。詳細は以下から。
UASPの説明はAKIBA PC Hotline!あたりを参照して下さい。
今回ベンチマークに使ったケースは
- GREEN LINE(CGL25U3S6G) – Century
- GW2.5UASP-SUP3 – 玄人志向
- GoFlex Thunderbolt Adapter (STAE121) – Seagate
- AT-S111(FireWire 400/800 & USB2.0) – DataTale
と、SSDがPlextor PX-128M5P(MLC)、MacがMac mini Late 2012モデル、ベンチマークにはBlackmagic DiskSpeedTestとXbenchを使用し、試行3回の平均値を取っています。
DiskSpeedTest
Century CGL25U3S6G |
玄人志向 GW2.5 UASP-SUP3 |
Seagate GoFlex STAE121 |
DataTale AT-S111 IEEE1394b |
DataTale AT-S111 USB2.0 |
|
---|---|---|---|---|---|
1 | W315.2 R429.0 |
W313.8 R428.6 |
W314.7 R378.8 |
W62.4 R74.1 |
W37.9 R39.0 |
2 | W316.8 R420.0 |
W316.7 R428.8 |
W311.6 R379.3 |
W62.1 R74.4 |
W38.1 R38.9 |
3 | W316.7 R429.8 |
W316.2 R429.4 |
W316.9 R377.6 |
W62.4 R74.2 |
W38.1 R39.1 |
Ave | W316.2 R426.3 |
W315.6 R428.9 |
W314.4 R378.6 |
W62.3 R74.2 |
W38.0 R39.0 |
Video |
結果 | 結果 | 結果 | 結果 | 結果 |
Xbench
続いてXbenchの結果
今回使用したSSD PX-128M5P のデータシートでは公称最大値Write 330 MB/s、Read 540 MB/sであり、これとベンチマーク結果を見比べれば「RAIDでもないSSDぐらいのストレージだったら、もうUASP対応のケースでいいのか?」っと思うぐらい十分SSDの性能を活かせていると思います。
玄人志向 GW2.5UASP-SUP3のRandom Write 4Kの値がなぜか低いのが気になりますが、何度やってもこのぐらいの値です。
UASPコントローラー
Century、玄人志向のUASPケースとコントローラーに関して言えば、コントローラーはどちらも「Asmedia ASM1053」を採用しており、多分現状で出ているUASPケースはこのコントローラーを使用した商品がほとんどだと思います。
また、両ケースともMacの起動ディスクとして使用できたのでIvy BridgeのiMac,Mac miniで「起動ディスクをSSDに換装したいけどメーカー保証を失いたくない」という方にはお勧めです。
ただ、玄人志向の方はXbenchのRandom Write 4Kの値がかなり低いこと、CenturyのGreen Lineはその名の通りアクセスランプが緑かつディクスを囲うようにラインイルミネーションが巻かれているため眩しいぐらい明るいです。
コメント
独自記事いいね
表だとわかりやすい
おお〜UASP効くと速いね〜
あと出来たらSSD内臓したベンチの数字が欲しい