Wokyis TeamがMac mini M4/M4 Proに5インチHDスクリーンやSSDスロット、USB-AやSDカードスロットなど13ポートを追加できる「Wokyis M5」の発売キャンペーンを近くKickstarterで開催すると発表しています。詳細は以下から。
中国広東省深圳市の周辺機器メーカーWokyisは現地時間2025年07月01日、Appleが昨年11月に発売したApple M4/M4 ProチップやThunderbolt 4/5ポートを搭載し、全く新しいデザインとなった「Mac mini (2024)」専用のドッキングステーション「Wokyis M5: Retro Outside, Powerful Inside (以下、Wokyis M5)」の発売キャンペーンを近くクラウドファンディングサイトKickstarterで開催すると発表しています。
Reimagine your Mac mini M4/М4Pro with Wokyis — a retro-inspired docking station that adds 13 ports, a 5″ HD display, and up to 8TB of storage. Designed like the original Macintosh, it’s a workstation with nostalgic charm and modern punch.
メーリングリストより
Wokyis M5は今年04月に、発売前の製品情報を共有するスタートアップ共有サイトPrelaunch.comでフィードバックを受け付けていたMac mini M4/M4 Pro用のドッキングステーションで、1984年に発売された初代Macintosh 128Kをモチーフにした外装に加え、5インチのHDディスプレイを搭載しているのが特徴で、
5インチHDスクリーンにはMacの画面はもちろん、時計、フォトフレーム、再生中の音楽のアートワークや歌詞、CPUやメモリなどのシステム情報、テレビ番組、天気やカレンダーなどのウィジェットも表示できるモニターとなっているそうです。
また、前面にはデータ転送速度10GbpsのUSB-A 3.2ポートを2つと、SD 4.0 (UHS-II)対応のSD/MicroSDカードリーダー、USB-C (10Gbps)ポートを搭載し、5インチHDスクリーンの裏には最大8TBのM.2 SSDを1基搭載可能なNVMe SSDスロットを搭載し、
その下には、USB-A 3.2 (10Gbps)ポートを2つと5インチHDスクリーンへ映像を送るHDMI-INポートを1つ、ホスト接続用のUSB-Cポート、5V/3A電源入力用のUSB-Cポート、3.5mmヘッドホンジャックを搭載した13ポート*ドッキングステーションとなっています。
Wokyis M5のサイズは約145 x 131 x 154.3mm、重さ約750gで、素材はABS+PC樹脂、アルミニウム製でカラーはRetro Yellowとなっており、パッケージにはドッキングステーション本体の他に、ホストMac mini接続用の短いUSB-CケーブルとノートPCなどに接続するためのUSB-Cケーブル、電源供給用のUSB-A to USB-Cケーブル、クイックスタートガイド、サーマルパッド x2、ドラーバーが付属し、
通常販売価格(MSRP)は169ドル(約25,000円)となるそうですが、Kickstarterキャンペーンでは早期出資者に41%OFFの99ドルで提供予定とのことなので、興味のある方はKickstarterキャンペーンでローンチ通知をONにしておくことをおすすめします。
COMPUTEXでの展示
なお、Wokyis TeamはCOMPUTEX 2025でWokyis M5を展示しており、それによると、Kickstarterキャンペーンの99ドルのUSB-C (10Gbps)接続モデルの他に、
Thunderbolt/USB4 (40Gbps)接続のモデルも通常販売価格199ドルで用意しているそうで、5インチHDモニターは1,280 x 720解像度のためメインモニターとして使いづらそうですが、システムモニターやRaspberry PiなどのSBC用モニターとしては使い道がありそうです。
- The Retro Workstation for Mac Mini M4 – Wokyis
- Wokyis M5: Retro Outside, Powerful Inside – Kickstarter
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