macOS 10.12 SierraではGatekeeper機能が強化され、開発元が未確認のアプリが利用できない状態になるかもしれません。詳細は以下から。
Ars Technicaによると、Appleは次期Mac用OS「macOS 10.12 Sierra」でGatekeeperの制限を強める意向のようです。El CapitanまでのOS Xでは、システム環境設定アプリの[セキュリティとプライバシー] > [一般]から「すべてのアプリケーションを許可」することで署名されていないアプリでも実行することが可能でしたが、
- ダウンロードしたアプリケーションの実行許可：
- App Store
- App Storeと確認済の開発元からのアプリケーションを許可
- すべてのアプリケーションを許可
現在、開発者向けに公開されているSierra Betaではこのオプションが無くなっており、Mac App Storeおよび確認済の開発元が公開したアプリ以外はデフォルトで利用できない設定になっているようです。
Since it was introduced in Mountain Lion, the Gatekeeper security feature in OS X has always offered an option to completely disable it. In the first Sierra beta, this is no longer the case—you can let your Mac run only apps from the Mac App Store, or App Store apps along with properly signed apps from outside the App Store (the latter is the default, as it has been since the feature was introduced).[…]But obviously Apple wants most people to leave Gatekeeper enabled to lessen the chance that they’ll run some insecure app.
RAW shooting, a harsher Gatekeeper, and more obscure macOS and iOS 10 changes | Ars Technica
*ただし、現在のところユーザーがコンテキストメニューから非署名のアプリを開く事や、”spctl –master-disable”コマンドでGatekeeperをOFFにする事は許可されている様なので、Sierra PublicBetaやGMまでに変更される可能性もあります。
追記
WWDC 2016のセッションの中で正式に発表されました。
コメント
いやいやいやいや、流石にこのままGMにはならんよね？
今のAppleを見てるとこのまま突っ走りそうな気がしなくもないのが恐ろしい…
どうなることやら。。。(｡-_-｡)
えっマジか…最新OSは使ってみたいけどそれはちょっと困りそう…
予想されてはいたが、ついに具現化するのか・・・
そのうち純正ソフト以外は立ち上がらなくなる噂も噂でなくなるかもな
署名入りじゃない野良アプリは昨今のMacをターゲットにした偽装モノが増えてる事からセキュリティ的にも大きな懸念になるわけで、正常な対応だ
自社サイトなんかで独自配布したい場合でも署名取得すればいいわけで、何ら問題じゃない
意識低〜いユルユルユーザーの言う事に聞く耳持つ必要はないな
将来的にはiOSと同じになるだろうな。
Mac app storeに誘導したいならサイトデザインの改良と
サンドボックス化必須の制限を緩和してほしい
有力なアプリが次々に撤退したのをアップルはどう考えているのか
開発版のソフトウェアとか使えなくなると困るなあ。ギリギリまでEl Capitanで頑張るか。
Mac App Store経由以外は一切起動しない、とかやりそうな勢いだな。
しかしApp Storeの放置プレイに悩まされているというのに・・・どうするんだろ
これで署名をさぼってユーザーに手間を押し付ける開発者が減るといいけど
セキュリティ意識低〜いユルユルユーザーの為に、善良なフリーの野良アプリ開発者が何故そこまで負担しなきゃならんのよ。
意識高い系の主張は良く分からんわ。
署名するのにもお金がかかるんだよなあ。
あとは本名必須なのでハンドルネームで公開できなくなるしな
そのくせMacKeeperみたいなのはしれっと侵入してくる未来が見えちゃいそうですね。