2012年10月にIvy Bridge CPUが搭載されて以来2年間アップデートの無いMac miniですが、海外のスレッドではこのMac miniにNUCを入れてHackintosh化する人達が現れているようです。詳細は以下から。
来月(日本時間6月3日)にはWWDC 2014が開催され、その中の基調講演でマイナーアップデートや新筐体の次世代機が発表されるかもしれないMac mini (Mid 2014?)ですが、「そんなのは待っていられない」といGeekたちが現行のMac mini筐体を使い様々なアイデアを取り込んだHackintoshを作成しているようです。
Hac mini 1
leigh103さんは今年1月に2台目のHackintoshを作成しようと決意、Mac mini Mid 2010の筐体にmini ITXが収まることを確認して
・マザーボード:Intel Desktop Board DH61AG
・CPU:Intel Core i3-3225 Ivy Bridge (3M Cache, 3.30 GHz)
・メモリ:4GB
・ストレージ:SSD 128GB mSATA
・ネットワーク:half-size mini PCIe Wi-Fiモジュール
・電源:DellのノートPC用電源
などをMac mini Mid 2010の筐体内に無理やり入れ、CPUクラーのヒートシンク(23mm)がどうしても収まらないので角(Mac miniのcorner)にネジを取り付けて浮かしているそうです。
関連リンク:2010 HacMini – Intel DH61AG i3-3225 – Mac Mini Casemod
Hac mini 2
minihackさんのHac miniはなかなか凝っていて、ベースはIntelの「D54250WYK」を使用
・CPU:Intel Core i5-4250U Haswell (3M Cache, up to 2.60 GHz)
・メモリ:4GB
・ストレージ:SSD mSATA
・ネットワーク:half-size mini PCIe Wi-Fiモジュール
という構成でCPUクーラーを付けると筐体に収まらないので、ヒートシンクは銅板を曲げてMac miniの筐体に付けているそうです。
*赤いモジュールはタッチスイッチモジュールで右図の白いケーブルはオーディオケーブルです
また、バックパネル用のカバーやMac miniの無線LANアンテナが付いている場所にファンを装着するために使用したレーザーカット加工データも公開しており
さらに「Touch Control」というAppleのロゴを軽く触ると電源がつく機能を搭載しているそうで、わざわざバックパネルの電源スイッチに手を回さなくてもいいようになっています。
約1ヶ月の製作工程からパーツ選択までスレッドに書かれているので興味のある方は関連リンクへどうぞ。
関連リンク:
・NUC in a Mac Mini case
・Haswell Mac Mini
コメント
赤い基盤何処かで見たことあると思ったらSparkfunのタッチセンサーモジュールだね、
Mac miniやiMacにこの機能つけて欲しいな〜
手伸ばすのが面倒だから裏向けて使ってるけど。
MacにPCを突っ込む改造は、Intel Macの改造で無意味になったと思っていたけど、全くの間違いだったw
中身全取っ替えするならわざわざださい現行筐体使わなくてもいいだろうに
こういうの作れる技量が欲しい