非タッチスクリーンのMacBook Air/Proでモーションセンサーを利用しタッチ操作を可能にするアプリ「LidTap」がリリースされています。詳細は以下から。
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Appleは2026年10月28日、Apple M5 Pro/Maxチップに加えMacで初めてタッチ操作が可能な「MacBook Pro PROLED XDRディスプレイ」を11月06日より発売すると発表ましたが、このPROLED XDRディスプレイを搭載していないMacBook AirやProでもタッチ操作を可能にする「LidTap」アプリがリリースされています。

LidTap
Appleは2010年代、MacBook Air/Proのディスプレイでフレキシブルケーブルが破損し、バックライトがディスプレイ下から光が漏れを起こす「Flexgate」問題に対応するため、MacBook Pro (16-inch, 2019)以降のMacBook Air/Proにはヒンジ部分にどれくらいの角度でディスプレイが開いているかを確認できる角度センサーを追加し、Apple Silicon (M2以降) Macではモーションセンサーも搭載されていますが、

MacBook Pro Late 2016のFlexgate
LidTapは、このセンサーでユーザーがMacBook Air/Proのディスプレイにタッチした時の微細な振動パータンと加速度、ヒンジの回転データを取得し、機械学習モデルによってディスプレイ上のどこらへんがタッチされたかを推測&アクションを実行してくれるアプリとなっています。

It works by listening to the motion sensor inside your MacBook. A tap on the lid twists the laptop slightly about its hinge; the sensor feels that twist about 800 times a second, and a small model trained on your taps works out which part of the screen you tapped.
harsha20599/lidtap: Tap your MacBook lid: turn the display’s edges into buttons using the built-in motion sensor. – GitHub
LidTapは現在のところMacBookのディスプレイをデフォルトで2×2、最大で3×3分割した場合にどこにタッチされたかを認識できるようになっており、アプリを起動してアクセシビリティや入力モニタリングの権限を与えたら、画面の分割数に合わせて画面のどこにタッチされたかを学習させるためキャリブレーションを実行します。

キャリブレーションが終了すると、その分割エリアをタップすることで割り当てられたアクションを実行可能で、デフォルトでは仮想デスクトップ(Space)を左右に移動したり、Musicアプリの操作、画面を非表示にするPrivacy Guardの実行が設定されています。

LidTapを開発したインドのHarsha Vardhan(Yemcube Tech)さんによると、このアプリはヒンジ角度とモーションセンサーを搭載しているApple M2チップ搭載のMacBook Air/Pro以降で利用可能で、ソースコードはオープンソースで公開されており、アプリも公式リポジトリに公開されていますが、

かなり実験的なアプリで開発者署名も公証も取得しておらず、利用によってMacBook Air/Proの画面が傷ついたり破損する可能性もあるので、利用される方は自己責任で試してみて下さい。

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