米Anker、古いiPhone向けにLightningケーブルとコンセントを一体型化したモバイルバッテリー「Anker Power Bank (10K, Fusion, Built-In Lightning Cable)」を発売。

　米AnkerがiPhone 14など古いiPhome向けにLightningケーブルとコンセントを一体型化したモバイルバッテリー「Anker Power Bank (10K, Fusion, Built-In Lightning Cable)」を発売しています。詳細は以下から。

　Appleが2023年09月にLightningポートに換わりUSB-Cポートを搭載した「iPhone 15/iPhone 15 Pro」シリーズを発売して以降、サードパーティメーカーの多くはLightning製品を廃止し、USB-Cへの移行を進めていますが、

iPhone 15に採用されたUSB-Cポート

それでも、まだLightningポートを搭載したiPhoneやiPad、AirPodsなどの製品が残っているためか、米Ankerはコンセントを内蔵し接続時はUSB-C充電器としても利用できる2-in-1のモバイルバッテリーFusionシリーズから、Lightningポートを内蔵した「Anker Power Bank (10K, Fusion, Built-In Lightning Cable) (A1637)」を新たに発売しています。

This innovative 3-in-1 charger integrates a 10,000mAh power bank, a foldable charger, and a built-in Lightning cable, ensuring you stay powered without restrictions.[…]Whether using it plugged in or as a portable battery, the high-speed 30W output offers the power you need to get through your day. Fuel your iPhone 14 Pro to 50% in just 24 minutes.

Anker Power Bank (10K, Fusion, Built-In Lightning Cable) – Amazon.com

　Anker Power Bank (10K, Fusion, Built-In Lightning Cable)は既に発売されている「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」のLightning版で、LightningケーブルはiPhone 14以前の古いiPhoneやiPad、AirPodsを充電することが可能で、バッテリー容量はiPhone 14を約2回充電できる10,000mAh、バッテリー残量を確認できるLEDディスプレイを搭載。

　また、最大30W出力に対応したUSB-C PDポートも搭載しているため、USB-Cケーブルを用意すればMacBook AirやiPhone 15シリーズなども充電可能で、本体はコンセントを利用し約2時間でフル充電でき、LightningケーブルでのiPhoneの高速充電(iPhone 14 Proを約24分で50%充電)や、2台のデバイスの同時充電にも対応。

　Lightningケーブルは約25cmで、10,000回以上の折り曲げ試験をパスしストラップのように使うことも可能で、本体のサイズは約108 x 51 x 31mm、重さ約250gで、接続されたデバイスの温度を1秒あたり約35回監視し出力制御を行うActiveShield 2.0にも対応し、価格はUSB-Cモデルより3ドル高い47.99ドルとなっています。

• Anker Power Bank (10K, Fusion, Built-In Lightning Cable) – Amazon.com