Epic Games、Meltdown脆弱性に対するパッチの影響でサーバーのCPU使用率が上がり今後クラウドサービスに予期せぬ問題が発生する可能性。

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 Epic Gamesが自社のサーバーにMeltdown脆弱性に対するパッチを当てたところCPU使用率が上がり、今後クラウドサービスに予期せぬ問題が発生する可能性があるとしてユーザーに報告しています。詳細は以下から。

Epic Gamesのロゴ

 Epic Gamesは現地時間2018年01月06日、WWDC 2015でAppleのグラフィックAPI「Metal」のデモにも利用された同社のマルチプレイヤー・バトルゲームFortniteのサーバーにCPUのMeltdown脆弱性に対するパッチを当てたところ、CPU使用率に重大な影響を及ぼすことが確認されたとしてユーザーに以下の様な報告をしています。

The following chart shows the significant impact on CPU usage of one of our back-end services after a host was patched to address the Meltdown vulnerability.Unexpected issues may occur with our services over the next week as the cloud services we use are updated. We are working with our cloud service providers to prevent further issues and will do everything we can to mitigate and resolve any issues that arise as quickly as possible.

Epic Services & Stability Update – Forums

 Epicによると現在、PCやMac, Xbox, PlayStationのクロスプラットフォームに対応したバトルゲームFortniteのバックエンドサービスをホストしているサーバーの1つにMeltdown脆弱性に対するパッチを当てたところ、以下Line 1の様にCPU使用率に重大な影響を及ぼす事が確認されたそうです。

CPUのMeltdown脆弱性修正した前後のEpic GamesのCPU使用率

 このパッチは今週から順次適用されていくため今後、同社のサービスで予期せぬ問題が発生する可能性があり、Epicはこの問題を防ぐためにサービスプロバイダーと協力して対応にあたっているそうですが、既に一部のユーザーにはログイン出来ないなどの影響がでているようなので、プレイヤーの方はEpic GamesのフォーラムやTwitterアカウントをチェックしてみて下さい。

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おまけ

 Epicのバックエンドサービスに利用されているサーバーやシステムがどの様なものかは公開されていませんが、PostgreSQLは2018年01月02日の段階で、KAISER(KPTI)パッチ適用後パフォーマンスが最大23%下がったという報告を公開しています。

The fix will unfortunately cause performance regressions. Depending on the hardware version and kernel version (will not be backported for every version) hardware features (PCID / ASID) will be used to reduce the impact.

heads up: Fix for intel hardware bug will lead to performance regressions