新しいMacBook Proに搭載されるTouch Barは「Appコントロール」と「コントロールストリップ」の単独表示などが可能。

　新しいMacBook Proに搭載されるTouch Barは「Appコントロール」と「コントロールストリップ」の組み合わせで計3パターンが表示可能になっています。詳細は以下から。

　Appleは新たに発表したMacBook Proの「Touch ID」をMacで利用するためにシステム環境設定に「WalletとApple Pay」および「Touch ID」パネルを追加していますが、

• システム環境設定に「Touch ID」の設定パネル
• システム環境設定に「WalletとApple Pay」の設定パネル

新しい入力デバイスとなる「Touch Bar」については、システム環境設定の「キーボード」パネルに「Touch Barに表示する項目」というオプションを追加しています。

Touch Barの表示項目

　Appleが公開した「Touch Bar」の”Human Interface Guidelines“によると、Touch Barは「System button」、「App region(Appコントロール)」、「Control Strip(コントロールストリップ)」の3領域に分かれており、

それぞれ以下の様なボタンや機能を表示できるようになっていますが、

• System button：システムが提供するESCキーなどのボタン
• Appコントロール：開発者が自由に設計できるアプリ独自の利用エリア
• コントロールストリップ：ボリュームや輝度など物理ファンクションキーでコントロール出来たシステム機能

この「Appコントロール」と「コントロールストリップ」の2領域については、先ほどの「Touch Barに表示する項目」からAppコントロール or コントロールストリップのみを表示するか、組み合わせて表示するかの3通りをユーザーが選択できるようになっています。

The Touch Bar is configurable. The user can remove items from the Control Strip or hide it completely, in which case only app controls are displayed. The user can also hide the app region, displaying an expanded Control Strip. Some apps also allow users to add and remove items in the app region.

macOS Human Interface Guidelines: About the Touch Bar

Fnキーについて

　また、Appleはこの設定に加えてFnキーを押した時の設定もユーザーが選択できるように設計しており、Appコントロールが表示されていてもFnを押すことで「コントロールストリップを表示」または「F1、F2などのキーを表示」する事が可能になっているので、MacBook Proを購入された方は試してみてください。

• macOS Human Interface Guidelines: About the Touch Bar – Apple Developer