Appleの新しいファイルシステム「APFS」のチュートリアルまとめ。

スポンサーリンク

 macOS 10.12 Sierraで使えるAppleの新しいファイルシステム「APFS」のチュートリアルのまとめです。詳細は以下から。

WWDC-2016-Session-701-APFS-Hero

 AppleはWWDC 2016にあわせ新しいファイルシステム「APFS」を開発していることをセッション701″Introducing Apple File System”で発表しましたが、このセッションの中で行われているAPFSのチュートリアル(Demo)をソフトウェアエンジニアのRuss Bishopさんがまとめて公開しています。

You’ll need macOS Sierra to use these commands (presumably a future update to El Capitan will also include support for APFS).

Russ Bishop – Apple File System

APFSのDemo

 APFSのDemoはセッション701の24分辺りからで、以下の通りhdiutilを用意てAPFSイメージの作成、スタンプショットやそのマウント方法などが紹介されています。

WWDC-2016-Session-701-APFS-Demo

APFSのスパースディスクイメージを作成

hdiutil create -fs APFS -size 1GB foo.sparseimage

スナップショットを作成(macOS Sierra beta 1では利用不可)

sudo snapshotUtil -c <name> /path/to/mounted/apfs

スナップショットのリストを表示

sudo snapshotUtil -l /path/to/mounted/apfs

スナップショット(Read-only)をマウントする

mount_apfs -s <snapshotname> /path/to/mounted/apfs /path/to/mount/point

物理ディスクに新しいAPFSコンテナを作成

diskutil apfs createContainer /dev/<devicename>

物理ディスク上に新しいAPFSコンテナを追加

diskutil apfs addVolume <devicename> APFS <volumename>

APFSファイルシステムのチェック/修復

fsck_apfs

*APFSファイルシステムは現在Beta段階で、スタンプショットのように利用できない機能があるほか、ディスクユーティリティはサポートしておらず、以下の様な制限もあります。

  • Startup Disk:
    ▶APFSボリュームは現在のところスタートアップディスクとしては使用できない
  • Case Sensitivity:
    ▶ファイルネームは大文字と小文字が区別(case-sensitive only)される
  • Time Machine:
    ▶現在のところTime Machine用のバックアップボリュームとしては利用できない
  • FileVault:
    ▶現在のところAPFSボリュームはFileVaultを利用して暗号化出来ない
  • Fusion Drive:
    ▶現在のところFusion Driveでは利用できない

おまけ

 ちなみに、APFSの開発にはBeOSのファイルシステム”BFS“の開発に携わり、現在はAppleのファイルシステム部門のシニアソフトウェアエンジニアとなったDominic Giampaolo氏が深く関わっており、セッション701にも登壇しています。

コメント

  1. 匿名 より:

    Dominic Giampaoloは確かHFS+をOSXになってから今のジャーナリング対応や各種拡張した頃から在籍して腕をふるってるんだっけな
    その当時何かの媒体でインタビューだったか名前が出てたかしてた

  2. 匿名 より:

    データに対するサムチェック 無しか。
    ちょっと使えないな。
    当分は ZFS だ…..

  3. 匿名 より:

    BeOSの人が関わってるとは。。。!

  4. 匿名 より:

    MacOS Xはファイルシステム変更の話が幾度かでてきたけどzfsだったりNTFSだったりと。いずれも立ち消えしちゃってた記憶が。それだけ難しいことなんだろうねぇ。SSDが台頭してきた昨今に併せて、リスク覚悟でやるのはまぁ妥当な判断なんかもね。