Undo/RedoアクションとApple SiliconのApple VT H264ハードウェアエンコーダをサポートしたライブ配信アプリ「OBS Studio v27 for Mac」がリリース。

OBS Studio v27 OBS Studio
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 Undo/RedoアクションとApple SiliconのApple VT H264ハードウェアエンコーダをサポートしたライブ配信アプリ「OBS Studio v27 for Mac」がリリースされています。詳細は以下から。

OBS Studio 26.1 Release Candidate 1

 OBS (Open Broadcaster Software) Projectは現地時間2021年06月01日、クロスプラットフォーム対応のライブ配信アプリ「OBS Studio」の最新バージョンとなる「OBS Studio v27」を新たに公開したと発表しています。

OBS Studio v27

New Features and Additions

  • Added Undo/Redo [Programatic/Jim]

リリースノートより抜粋

OBS Studio v27の新機能

Undo/Redo

 OBS Studio v27で最も注目されている新機能がユーザーからのリクエストも多かったUndo/Redoアクションのサポートで、ソースの移動や拡大縮小、挿入/削除などほぼすべての操作でUndo(Command + Z)とRedo(Command + Shift + Z)が可能になりました。

OBS Studio v27 undo redo

Undo/Redoはショートカットキーのほか、[編集]メニューからも行うことができます。

ソースのトランジッション

 OBSではシーンの変更にカッドやフェードイン/アウト、スワイプ、スライドなど様々なトランジッションを行うことができますが、OBS Studio v27では、この機能がソースを隠す/表示する際にも利用できるようになります。

このトランジッションには新しいスティンガー(stinger)というトランジッションも追加されています。

外部サービスとの連携

 この機能は既にWindows版ではサポートされていますが、OBS Studio v27 for macOS/Linuxでは、Twitchなど外部サービスとの連携がより簡単になり、サーバー情報やストリームキーをマニュアルで入力せずにWebログインで外部サービスとシームレスに連携できるようになりました。

service integration and browser dock

Browser Dock

 同じくOSB Studio for macOS/Linux v27では、カスタムブラウザドックがサポートされ[表示] → [ドック] → [カスタムブラウザドック]でTwitterやWebベースのタイマーやRTA情報などをドックとして追加することが可能になっています。

OBS Studio カスタムブラウザドック

Apple VT H264 Hardware Encoder

 元々Apple T2チップを搭載したIntel Macでサポートしていたためか、OBS Studio v27のリリースノートには記載がありませんが、OBS Studio v27ではApple Silicon M1チップを搭載したMacでもApple Siliconのハードウェア・エンコード/デコードエンジンを利用したApple VT(VideoToolbox) H264 Hardware Encoderが選択できるようになっているので、Apple Silicon Macをお持ちの方はチェックしてみてください。

Apple VT H264 Hardware Encoder on Apple Silicon Mac

OBS Studio v27自体はUniversal 2 Binary化されていないため現在もRosetta 2が必要で、Windows版では一部のNVIDIA GPUでNVIDIA Noise Removalがサポートされています。

追記

 OBS Studio v27の新機能をまとめたPVが公開されました。

コメント

  1. 匿名 より:

    非公式だけどApple Silicon版があがってた
    ttps://www.reddit.com/r/obs/comments/njwbxl/compiling_obs_for_apple_silicon_m1/h09ti6b/

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