Macのアプリケーションフォルダ内にあるアプリがIntel/PPCのどのアーキテクチャをサポートしているかをチェックできるUniversal Binaryチェックツール「Uni Detector」がリリース。

Uni DetectorはUniversal binaryをチェックしてくれます 仕事効率化
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 Macのアプリケーションフォルダ内にあるアプリがIntelやPPCのどのアーキテクチャをサポートしているかをチェックできるUniversal Binaryチェックツール「Uni Detector」がリリースされています。詳細は以下から。

Uni Detector

 Appleは2005年にMacのプロセッサをPowerPCからIntelプロセッサへ移行し、そして今年の後半にはIntelプロセッサからApple Siliconへと移行する計画で、その過程で開発されたアプリケーションには2つ以上のアーキテクチャをネイティブサポートしたUniversal Binary」アプリが存在しますが、そのUniversal Binaryアプリをチェックしてくれるユーティリティ「Uni Detector」がリリースされています。

Uni DetectorはUniversal binaryをチェックしてくれます

Check all your Mac’s app and display various informations.Binary Architecture, Bundle ID, Created Year, Launch time, Minimum OS, Scriptability, Category, Version and path.You can browse info.plist contents and search it.

‎Uni Detector – Mac App Store

 Uni Detectorを開発&公開されたのはPiyomaru SoftwareのTakaaki Naganoyaさんで、アプリを起動して左上の[Check All]をクリックするとMacのアプリケーションフォルダ内にある全てのアプリを、[Check One]をクリックすると指定したアプリがPowerPC 32-bit(ppc)/64-bit(ppc64)、Intel 32-bit(i386)/ 64-bit(x86_64)バイナリを同梱しているかをチェックしてくれます。

Uni Detector

一応Apps Listの一番左側がApple Siliconのarm64(arm64e)になっているようです。

 また、個々のアプリのBundle IDや作成日、起動回数、最小システム要件、スクリプタブル(AppleScript対応)、カテゴリー、バージョンもチェック可能で、アプリのカテゴリーやCPUアーキテクチャ、スクリプタブルアプリの統計情報も表示できます。

Uni Detector for Mac Universal binary

 Uni Detectorのシステム要件はmacOS 10.13 High Sierra以上で、アプリは無料でMac App Storeに公開されており、アイコンは2006年に公開された「うにばーさる」のウニ軍艦からウニ海鮮丼になっているので、利用しているアプリのUniversalアプリ率をチェックしてみたい方は試してみてください。

*ウニは15年前に流行ったUniversalの略(スラング)です。

コメント

  1. Piyomaru より:

    記事で取り上げていただいてありがとうございます。作者本人でございます。PPC→Intel移行時に公開した「うにばーさる」後継ソフトウェアのため、「二度あることは三度ある」と10年以上前から海鮮丼の写真を撮影して万全の準備を整えておりました(本当)。
    ただ、公開後の世間様の反応を伺っておりますと、アメリカ合衆国ユーザーがほぼ全スルー。ドイツでも「キモい」「醜悪」といった意見。フランスでは「日本料理のアイコン」と、文化的に格別のご配慮をいただいた紹介が行われるも、なかなか異物感はぬぐえないようです。
    SNS上で意見を募ってみても「Dock上に置きたくないデザイン」「ハイコンテクストすぎてApp Store向けアプリには不向き」「そういうのは趣味でやれ」など石を投げられる始末。v1.1.1にてアイコンを無難なものに変更することといたしました。誠に残念な結果になってしまいましたが、今後もUni Detectorをご愛顧くださいませ。かしこ。

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