iOS 13.1のiPhoneとNFCタグを使ってオーディオ出力先をAirPodsやApple TVへ切り替えるオートメーション・ショートカットを作る。

AirPodsとNFCタグ AirPods
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 iOS 13.1のiPhoneとNFCタグを使って、オーディオ出力をAirPodsやApple TVへ切り替えるショートカットのオートメーションを作ってみました。詳細は以下から。

Appleショートカットアプリ

 Appleは「iOS 13」でCore NFCフレームワークがサードパーティにも開放し、「ICカードリーダー by マネーフォワード」や「バスNAVITIME」、「ICカード」、「Japan NFC Reader」といったICカードリーダーアプリ、NFC対応のセキュリティキーYubiKey NFCなどがリリース/発表され始めましたが、

iOS 13 NFC

日本時間09月25日にリリースされたiOS 13.1ではショートカット(旧Workflow)アプリがアップデートされ、特定のトリガで自動実行する作動するショートカットを作成できるようになったので、このショートカットとNFCタグを使ってiPhoneで再生されている曲をNFCタグに設定したデバイスから再生するショートカットを作ってみました。

AirPodsとNFCタグ

ショートカット

  • ギャラリーの提案されたオートメーションであなたの日課をパーソナライズ
  • 個人用/ホームオートメーションで、トリガで作動するショートカットを自動で実行
  • “ホーム” Appの“オートメーション”タブでショートカットを高度なアクションとして対応

iOS 13.1のリリースノートより抜粋

レシピ

 必要なものはNFCタグ、Background Tag ReadingをサポートしたiOS 13.1搭載のiPhone(iPhone XS以降となっていますがiPhone XRでも使えます)、AirPodsやApple TV、Bluetoothスピーカーなどのオーディオデバイス。今回使ったNFCタグはNTAG213に対応したサンワサプライの「MM-NFCT (10枚入り)」で、Amazon.co.jpでは900円ぐらいで販売されています。

NFCタグとAirPodsとiPhone XR

左からMM-NFCT、AirPods&Apple TV、iPhone XR

ショートカットの作成

 ショートカットの作成は、まずiOS 13.1であることを確認し、ショートカットアプリを開いてオートメーションタブ → 新規オートメーションから「個人用オートメーションを作成」を選択。

AirPods用オートメーションの作成

 次に、設定から「NFC (例:NFCタグをタップしたとき)」を選択して、買ってきたNFCタグからスキャンして適当なトリガ名をつけます。

AirPods用オートメーションの作成2

 後はアクションの設定で「アクションを追加」 → [メディア] → [再生出力先を設定」を選択。

AirPods用オートメーションの作成3

 再生出力先は現在iPhoneとペアリング、AirPlayが可能なオーディオデバイスが選択できるので、各デバイスをペアリングして上で設定したNFCタグにiPhoneを近づけた時にオーディオ出力を切り替えたいデバイスを追加し、最後に作成したオートメーションを実行時に尋ねるかどうかのオプションを設定すれば完了です。

AirPods用オートメーションの作成4

 市販のタグは大抵シール式になっているので、先程スキャンしたタグはAirPodsやApple TVなどオーディオ出力先に貼り付けておき、オートメーションを作成したiPhoneを近づけると以下のようにオーディオ出力先がiPhoneからAirPods/Apple TVへ切り替わります。

オートメーションでAirPodsに接続

 ショートカットのオートメーションとNFCタグの連携はIoT家電や特定のアプリを開くことも可能で、アクションには「SSH経由でスクリプトを実行」やサードパーティ製アクションとして「Pythonista」なども用意されているので、iPhone XRやXS、11をお持ちの方は試してみてください。

コメント

  1. 匿名 より:

    GJ!

  2. 匿名 より:

    面白いアイデアだ。

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