macOS 10.15 Catalinaで動作するAdobe系のアプリケーションはAdobeのサポートサイトで確認できるように。

Adobe apps 64-bit compatibility table macOS 10.15 Catalina
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 macOS 10.15 Catalinaで動作するAdobe系のアプリケーションはAdobeのサポートサイトで確認できるようにされるようです。詳細は以下から。


 Appleが2019年秋にもリリースするmacOS 10.15 Catalinaでは32-bitアプリケーションやフレームワーク、コーデックが廃止されるため、Appleは現在サードパーティ製アプリを含めて大量のアプリの互換/非互換チェックを行っているようですが、特に影響が大きいAdobe系のアプリについてはAdobeの公式発表で確認するようAppleは準備を進めているようで、

In macOS Mojave, this alert appears once every 30 days when launching the app.

LevvelのSteve MoserさんやThe LoopのDave Markさんらによると、Appleが公開した(する予定の)サポートドキュメントはAdobeの64-bit互換性アプリのサポートページにリダイレクトするように設定されていたそうです。

Fix Adobe app 64-bit compatibility errors on macOS

curl -IL 'https://support.apple.com/kb/HT210234'
ttps://helpx.adobe.com/x-productkb/global/fix-macos-64-bit-compatibility-errors.html

 Adobeの64-bit互換性アプリの一覧表は2019年06月08日に公開されて以来更新されておらず、日本語翻訳の間違いやAdobe XDの64-bit化など情報の更新は遅いようですが、FuseやPresenter Video Expressなどのアプリは64-bit化されず、Photoshop ElementsやPremiere Elementsはアップデートが2019年の秋になるといったスケジュールが確認できるので、Adobe系のアプリケーションを利用されている方はチェックしてみてください。

Adobe apps 64-bit compatibility table

Adobe is working on moving most of its Creative Cloud and Acrobat apps to 64-bit to ensure compatibility with macOS 10.15 and future versions as Apple ends its 32-bit support.

Fix Adobe app 64-bit compatibility errors on macOS – Adobe

追記

 Adobeは現地時間2019年08月08日にサポートページを更新し、UI/UXデザインツール「Adobe XD」が64-bitアプリであることを追記しています。

32-bit廃止のタイムライン

  • 2017年09月25日
    ▶ 32-bitアプリをフルサポートするmacOS「macOS 10.13 High Sierra」をリリース。

  • 2018年01月
    ▶ Mac App Storeで公開する新しいアプリは64-bit化が必須に。

  • 2018年04月
    macOS 10.13.4 High Sierraで32-bitにアプリ起動時に警告を表示

  • 2018年06月
    ▶ Mac App Storeに存在&アップデートするアプリに64-bit化を必須に。

  • 2018年06月
    macOS 10.14 Mojaveが32-bitアプリをサポートする最後のmacOSになると発表

  • 2018年09月
    macOS 10.14 Mojaveをリリース。レガシーソフトウェア確認機能を追加し、32-bitアプリは30日間毎に「このMac用に最適化されていません」という警告を出す仕様に。

  • 2018年11月16日
    ▶ 次期macOS 10.15およびFinal Cut Pro Xでは一部のカメラで撮影された動画やエンコードされたメディアがレガシィメディアとして扱われ再生できなくなると警告

  • 2018年12月
    ▶ 次期macOS 10.15でQuickTime 7フレームワークが廃止され、macOSのネイティブ環境では利用できなくなるメディアフォーマットの一覧を公開。

  • 2019年03月22日
    ▶ iMovieやFinal Cut Pro, MotionにmacOSが64-bit環境へ移行するのに伴いネイティブサポートされなくなるメディアを判定&変換する機能を追加。

  • 2019年04月30日
    ▶ 2014年に開発を終了したプロユーザー向け写真編集&管理アプリApertureがmacOS 10.15では動作しなくなるとしてAppleの写真アプリやAdobeのLightroom Classicへ移行するよう指示。

  • 2019年05月30日
    ▶ 次期macOS 10.15ではmacOS 10.14 Mojaveの写真アプリでは開くことのできる動画がQuickTime 7フレームワークの廃止に伴い再生/変換できなくなるとして、macOS 10.14での変換を指示。

  • 2019年06月18日
    ▶ macOS 10.15 CatalinaはiWork'09の古いPagesやNumbers、Keynoteアプリと互換性がなくなるとして移行を指示。

  • 2019年06月
    ▶ macOS 10.15 Catalinaのインストーラーに32-bitアプリ検出機能を追加。

  • 2019年06月26日
    ▶ macOS 10.15 CatalinaではiLife'11の古いGarageBand v6.0.5アプリと互換性がなくなるとして移行を指示。

  • 2019年07月18日
    ▶ macOS 10.15 Catalinaで動作しなくなるPhotoshopやLightroom、Lightroom ClassicについてAdobeが情報を公開

  • 2019年秋
    ▶ macOS 10.15 Catalinaで32-bitアプリとQuickTime 7やJava 1.6 Appleなどを含むフレームワークのサポートを終了へ。

コメント

  1. 匿名 より:

    Adobe XDが64ビットになってますね

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