バッテリーの劣化に伴いパフォーマンスを変動させる電源管理機能はiPhone特有のもので、他のAppleデバイスには適用されないそうです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2017年12月28日、iPhoneのパフォーマンスがバッテリーの劣化により低下する問題について、この現象は劣化したバッテリーによりiPhoneが突然シャットダウンしてしまう問題に対応するために2017年01月にリリースしたiOS 10.2.1で導入した電源管理機能が原因であると説明し、2018年12月まで対象のiPhoneのバッテリー交換価格を減額すると発表していましたが、本日新たに以下の一文が追記されています。
This power management feature is specific to iPhone and does not apply to any other Apple products.
iPhone Battery and Performance – Apple Support
新たに追加され一文は「この電源管理機能はiPhone特有のもので、他のApple製品には適用されない」というもので、Reddit[1, 2]やHacker Newsなどで「古いiPadやMacBookもバッテリーの劣化と共にパフォーマンスが低下する機能が搭載されているのか？」という疑問に対する回答になっている様です。
この疑問については、カナダのPrimate LabsのJohn Pooleさんがこの現象がバッテリー容量の大きいiPhone Plusの方が影響が少ない事を確認し、その3~4倍のバッテリー容量があるiPadではより影響が小さいと思われ、iMoreのRen Ritchieさんも充電頻度や発熱、低温環境で使用される頻度も違うiPadではこの現象は起こらないだろうとコメントしており、
MacBookについてはIntel CPUを採用しTurbo Boostでピーク性能をダイナミクスに変化させている他、Macにはデスクトップ機やBoot Campもあるのでパフォーマンスの低下があれば比較し発見されやすいと思われます。
おまけ
また、AppleはiPhoneのバッテリー交換希望者に対し、あらかじめ予約してApple Storeや正規サービスプロバイダへ持ち込むか、持ち込み以外の方法を希望の場合はAppleサポートへ問い合わせてくださいというコメントも追記しています。
iPhone のバッテリー交換をご希望の場合は、あらかじめこちらからご予約の上、お使いの iPhone をお近くの Apple Store 直営店または Apple 正規サービスプロバイダにお持ち込みください。持ち込み以外の方法をご希望の場合や、サポートが必要な場合は、Apple サポートにお問い合わせください。
iPhone Battery and Performance – Apple Support
- Intel® Power Gadget – Intel Software
- iPhone Battery and Performance – Apple Support
コメント
Macは元々バッテリー死んで電源アダプタのみで動作させるとクソ遅くなるトラップ仕掛けられてるからその程度、あったとしても驚かないわ。
うちのipadはアプストに持ち込んだ結果、バッテリーの充電率が103%だと診断された。
確かに充電率が80%を切らないとバッテリーの無償交換は出来ないっていう条件は理解できる。
しかし103%などという診断結果はあからさまにおかしい。下駄履かせてなきゃ出ない数値だろ。
ipadの電源管理は別の問題があるぞ。
俺のiPhoneSEはiOS11にしたら逆にシャットダウン起こすようになったんやがね(￣△￣)パフォーマンスガクガクで初めてSafariも純正カメラも落ちるようになったし、、、
Appleはやっぱり嘘つきで強欲、どんどんiOS重くして買い替え作戦やってるの見え見えなんだよ!
でもiOS11にあげないとかないとＣＰＵの脆弱性の危険におびやかされるというジレンマ
今日6sのバッテリ交換してきた。
Geekbench4のスコアもSingle 1036、Multi 1742だったのが変えた後はSingle 2545、Multi 4429と正常なパフォーマンスに戻った
もし重くてストレスがたまるのだったらストアで交換してもらうといいかも。